私にとってバレエとは、小さな頃からの宝物のような存在です。

物心がついた頃、母に連れられ観た『白鳥の湖』の舞台、坂の上のお稽古場、いつも穏やかで揺るぎない精神を持つ先生、異世代の仲間たちと立つ舞台、その一つ一つが、私の脳裏に刻まれています。まだ幼い子供、多感なる少女、大人の女性となり、いくつ年齢を重ねても、色あせない夢のようなバレエの世界は、美しく、楽しい喜びをもたらしてくれます。私自身、仲間や生徒たちに囲まれながら、家庭も築いて参りました。私を見守り、支えてくださる周りの方々に感謝しつつ、日々のレッスンを続けていくことの大切さを感じています。

そして長野バレエ教室が、バレエを通じて、皆さまにとって大切なものを見つけられる場となりますことを願っております。